スパムや迷惑メールをピタリと止める方法

出会い系から鬼のように届く迷惑メール。

ドメイン指定拒否をしてもなんでこんなに届くのか?出会い系業界で働いていた元社員がその対処法と仕組みについて解説します。

 

スパムや迷惑メールを一発で止める方法

スパムや迷惑メールを一発で止める方法

迷惑メールやスパムの99.99%はパソコンから飛ばしてます。

なのでメールフィルターのPCメールをブロックするだけでスパム・迷惑メールはピタリと止みます。

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注意!PCメールフィルターを設定した場合

ここで注意したいのは、迷惑メールやスパムだけでなく、通常のPCメールもブロックされてしまいます。

なので、受け取りたいPCからのメールは個別ドメイン受信設定をする必要があります。

 

各キャリアの設定方法

受信/拒否設定 | NTTドコモ

受信リスト設定 | 迷惑メールフィルター機能 | au

受信許可・拒否設定 – ソフトバンク

普段からPCメールを色々受信している人は大変だと思いますが、都度アドレスを何度も変えて、電話帳に 登録している人たちに知らせるよりは手間が少ないハズです。

何度もアドレスを変えると、その度に修正が必要になるので相手にも迷惑ですしね^^;

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生成されるメールアドレス

怪しいサイトに登録してないのに突然スパムや迷惑メールが来た!

というおぼえのある人もいるかもしれません。

登録先の企業から流れた可能性もありますが、その場合は基本ニュースなどで明るみになります。

ではなぜ来るのか?それはご存じの通り「生成」されるからです。生成の方法は以下の通りです。

 

メールアドレスの@マーク前を使い回しは危険

意外と知られていないのがこれです。

例えば「123@docomo.ne.jp」というメールアドレスの場合、アメーバのブログアカウント名を「123」としていると、危険です。

業者はこの「123」の後ろに@docomo.ne.jp・@ezweb.ne.jp・@softbank.ne.jpの3パターンを付けて届くかテストします。

そして「123@docomo.ne.jp」に届いたらこのアドレスをデータベースに組み込みメールを飛ばす、という仕組みです。

 

有名単語の入ったメールアドレスも危険

名前や生年月日が危険なのは周知されていると思いますが、業者も効率化を図る為にその他の可能性の高そうなアドレスから試します。

例えばですが、「love」「daisuki」「star」「kitty」のような、一般的に知られている単語が入ったアドレスも生成されやすいです。

 

通常は携帯会社がブロック

そんなガンガン配信される迷惑メールは、携帯会社は頑張ってブロックしています。

なのになぜ迷惑メールはなくならないのか?その理由はブロックの方法を上手くすり抜ける方法があるからです。

携帯会社のブロックの方法

大まかにいうと「ドメイン排除」です。ドメインとは「http://△△△.jp/□□□□~」の「http://△△△.jp/」の部分です。(.jp以外にも.comや.netなど多数)

ドメインはメールを送信する際の送付元アドレスにも含まれます。@マーク以降がドメインです。

携帯会社は「△△△.jp」の部分をブラックリスト化し、送り元のアドレス・もしくは本文にブラックリスト化されたドメインが含まれている場合はフィルターに引っかかり、送信元にも送り先にもなんの通知もせずそのメール事態を「無かった」ことにします。

 

ブラックリストすり抜け方法

ではどうすり抜けているのか。それは簡単です。

ブラックリストになっていないドメインでメールを配信すればいいのです。

それでは違うサイトに飛んでしまうのでは?その解決法は「リダイレクト」という手法です。

リダイレクト

ネットサイトをあちこち閲覧していると、「5秒後に○○○.jpに移転します」と言う感じのを見たことはないでしょうか。

あれをノータイムで移転させるのです。携帯会社のドメインブラックリストはリダイレクト先まですぐには調べないので早々にバレません。

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類似ドメインですり抜け

もう一つ代表的なすり抜け方法があるのですが、出会い系を好む人は「ミクシー・グリー・モバゲー」などのSNSに参加している場合が多いです。

なのでなのでドメインに「~mixi.jp」や「~gree.jp」などを含ませると、ミクシーやグリーなどに参加している人は部分一致のドメイン指定受信をしている人が多いので、すり抜けられるという技です。

 

メール配信システム「リレーサーバ」

リレーサーバとは、出会い系で使われるメール配信システムです。

ドメインのブラックリスト化は携帯会社が常に行っています。

なのでサイトが使用しているドメインがいつダメになるか分からず、1ドメインずつ対応していたら時間の無駄なのです。

なので予め複数本のドメイン、例えばaaa.jp・bbb.jpを用意し、リレーサーバにセットしておくと、aaa.jpがダメになったら配信元をbbb.jpに自動的に切り替えて配信し直します。

これによりドメインがブラックリストになっても新しいドメインでまたブラックリストになるまで自動的にメール配信を行うのです。

 

携帯会社も黙ってない

もちろん携帯会社もそんな出会い系から届くメールを黙って放置している訳がありません。

ドメインのブラックリスト化以外にどんな方法で防いでいるのか?

その方法は「メール本文に含まれる単語」をブラックリストにしてしまうのです。

たとえば出会い系サイトは未成年禁止なので、メール本文に「20歳未満は使用禁止」と書かれていることがあります。

そうしたら「20歳未満は使用禁止」をブラックリストワードにし、この言葉が入っているメールはフィルターに引っかかる、という仕組みです。

これは業界では「ブラックメール」と呼ばれていました。

ただ出会い系業者もその都度素早く対応します。

例えば上記のように「20歳未満は使用禁止」がダメなら「20|歳|未|満|は|使用|禁止」など装飾に見せかけて間に記号を挟み、機械から見たら分からないように工夫します。

なので携帯会社もかなり厳しくしているウチに、一般人の通常のメールまでブラックリストフィルターに引っかかってしまうことまでありました。今はかなり対応されてますが。

 

ホワイトメール

ブラックリスト化されたキーワードが入ったブラックメールとは逆にホワイトメールと呼ばれるものまであります。

例えば「SOFTBANKからのお知らせ」というキーワードが入っていたらブラックメールフィルターに引っかかっていても配信ができる、といったものです。

ですがこれも出会い系は素早く見抜き、「SOFTBANKからのお知らせ ただ今メールが届き難くなっています」などを本文に含み、ブラックメールをホワイトメールへと偽装してしまうのです。

まとめ

私はシステム屋ではなく出会い系専門の広告代理店だったので、記事にできた内容以上にもっと複雑なシステムだとは思うのですが、概要はこんな感じです。

携帯会社と出会い系サイト、それ以外の悪徳業者とのイタチの追いかけっこは常に続いています。

一時間に何万通・何十万通とメールを配信しないと出会い系サイトは売り上げが上がりません。

それはどのくらいの通数かというと、昔ド○モの技術関係の人が、メールの配信方法を出会い系サイトのシステム屋に技術を聞きに行ったという話があるほどの通数です。取引先から聞いた話なので真相は分かりませんが。