出会い系アプリやサイトを始めた際、年齢認証は
「18歳未満ですか?はい・いいえ」
ぐらいしか確認されませんでしたか?
もしそうならそれ実は出会い系ではありません。
なので出会えない、もしくは出会えてもアナタが逮捕される可能性があります。
その理由を当記事で説明させて頂きます。
本当の出会い系は「身分証かクレカで年齢認証を求めれらる」
出会い系は規制法の施工により、しっかりとした年齢認証を行う義務が法律で決まりました。
警視庁サイバー犯罪対策サイトには、こうあります。
POINT児童でないことの確認の方法(第5条)
・出会い系サイト事業者が行う児童でないことの確認は、
(1)運転免許証その他の当該異性交際希望者の年齢又は生年月日を証する書面の当該異性交際希望者の年齢又は生年月日、当該書面の名称及び当該書面を発行し又は発給した者の名称に係る部分の提示、当該部分の写しの送付又は当該部分に係る画像の送信を受ける方法
又は
(2)クレジットカードを使用する方法その他の児童が通常利用できない方法により料金を支払う旨の同意を受ける方法
によることとなります。
また、あらかじめ上記の方法により児童でないことの確認を受けた異性交際希望者に対し識別符号を付与している場合は、それ以降の利用の際に当該識別符号を送信させる方法により児童でないことの確認を行うこととなります。さらに、識別符号の付与に関する事務については、一定の者に委託することができます。
・上記にかかわらず、事業者が異性交際希望者に対し、
●異性交際希望者が特定情報(「異性交際希望者と他の異性交際希望者が出会うために指定する日時及び場所に係る情報」並びに「住所、電話番号、電子メールアドレスその他の連絡先に係る情報」をいう。以下同じ。)を書き込めるようにする役務
●異性交際希望者が他の異性交際希望者に係る特定情報を閲覧できるようにする役務
●異性交際希望者が電子メールその他の電気通信を利用して他の異性交際希望者に特定情報を伝達することができるようにする役務
のいずれについても提供しない場合は、
(1)異性交際希望者に対し、インターネットを利用してその年齢又は生年月日を送信するよう求め、当該年齢又は生年月日により当該異性交際希望者が児童でないことを確認する方法
又は
(2)異性交際希望者に対し、インターネットを利用して児童でないかどうかを問い合わせ、その回答により当該異性交際希望者が児童でないことを確認する方法
で足りることとなります。
と、身分証又はクレジットカードによる年齢認証が必要としています。
実際、優良な出会い系は上記に基づいた年齢認証を行わないと異性とやり取りできない仕様になっています。
なぜ年齢認証を行わない?
上記の通り、法で決められた年齢認証は身分証もしくはクレジットカードと、できれば外部に見せたくないものです。
それをネットでなんて、ましてや出会い系でなんて普通は嫌ですよね。
事実、この法案が施行されてからちゃんと年齢認証を行う出会い系は、登録数がガタ落ちしました。
なので恐れを知らない悪徳業者はそれをしないで、せっかく広告費をかけて獲得したユーザーを逃さない為に、違法と分かっていながら年齢認証を行わない、という理由があります。
また、それとは別に驚愕の理由があります。
違法運営=「出会えない系」
出会い系は出会えるから出会い系です。
出会い系でないサービスで出会ってしまうと、運営の違法性はおろかユーザー自身まで逮捕されてしまう危険性があります。
なので運営はユーザー同士が実際に出会ってしまうと問題があるので、出会えないようにしてあくまでも出会い系ではないとします。
そう。そのシステムは
「サクラ」です。
サクラは紛れ込ませるなんてレベルではありません。
ユーザー側から見られる異性は全てサクラです。
そうすれば異性のユーザー同士が会ってしまう心配はありません。
(出会い系規制法は「異性との出会い」に焦点が当たっている為、同性同士なら問題がないと思われます。)
なので「出会えないから出会い系じゃない」なんて強引な理屈を通しています。
※しかしこの理屈が覆り2017年2月に逮捕者が出ました。
登録する前は「出会える」とか書いてあったのに…
ユーザーが登録する際は、大抵「出会い系」と思い込ませるサービス説明や広告だったりします。
しかし実際はアプリ規約にコッソリと「出会い系ではありません」なんて書いてあることがほとんどです。
(サイトの場合は規約に、当サイトは「SNS」「コミュニケーションサイト」と濁している事がほとんどです)
これらもそのうち誇大広告で規制されると思いますが…
サクラとしかやり取りできないなんて許されるの?!
許されませんね。
事実、サクラ行為で逮捕されている業者も存在します。
またサクラとしか話せないようなサイトシステムの販売をしていた業者が2015年に逮捕(現在は服役を終えています)されています。
しかし逮捕されたのは、サクラ出会い系業界の割合を人体で例えると髪の毛一本ほどの極わずかな割合で、今現在でもサクラ行為は横行しています。
サクラ行為を終わらせるのは現状不可能
上記の通り、サクラ行為の詐欺罪で逮捕された業者は極わずかです。
逮捕されたのは芸能人を装ったサクラ行為や、行き過ぎた額(数十億円)を受け取ってください、のようにな世間で話題になった事案がほとんどです。
もしくは一人の被害額が一千万を超えるなどの特出した例です。
サクラ行為は立証が難しく、法整備もほぼされていません。
その為、サクラ詐欺を働いても逮捕されるリスクが低いのです。
逮捕されても後悔しない程稼げば良い、なんて考えをしている業者もいます。
つまり出会い系におけるサクラ行為はローリスクハイリターンなのです。
なのでサクラ行為を行う出会い系は後を絶ちません。
今のところ、自分の身は自分で守るしかない
厳しい言葉ですが当記事の通り現状はサクラ業者天国が続いている(昔に比べれば大分締め付けれてきましたが)ので、自分の身は自分で守るしかありません。
当サイトが一番重要視しているのは、この記事の通り年齢認証です。
ほんの極一部、法に従った年齢認証を行いながらもサクラ行為をしている出会い系サイトはありますが、本当に極一部です。
その際はこちらの記事をご参照ください。