詐欺サイトは、同じサイトでも、広告コードが付いている・いないで、全く別モノになったりします。
その仕組みを解説致します。
広告コードとは
広告コード(追跡コードとも)とは、ユーザーが何処からアクセスして登録したか識別するコードのことです。
さらにアクセス元に加え、登録後の動向や課金状況も追えます。
その為、広告ごとに広告コードを作り、どの広告が費用対効果が良いか計る事が出来ます。
広告コードは、サイトのURLの後ろを見ると分かります。
例えば
「http://●●●.com/?○○○○○」
だったり、
「http://●●●.com/●●●/?○○○○○」
の、最後のスラッシュ(/)の?以降の赤字の部分が広告コードになります。
この仕組みは、どのサイトでも使えるので、もちろん一般なサービスサイト(アプリにも使える)も、誰もが知る大手サイトでも使われています。
しかし、悪徳サイトは、ちょっと悪知恵を使った使い方をしています。
広告コードが無いとサクラからメールが来ない?!
悪徳なサイトは、この広告コードが無い登録者に対して、悪さをしません。
理由は、警察などが登録して調べる可能性があるからです。
警察などは、サイトを調べる際、基本広告コードなしのURLで登録すると思われます。
その際は、真っ当なサイトと見せる為に、年齢認証もあり、サクラからメッセージも来ません。
ただし恐らく、会員検索で出てきたユーザーにメッセージを送っても、届いていない可能性があります。(その際、こちらはただ返信が来ないと思うだけなので。)
広告コードがあれば容赦なし
一方で、広告コードが付いた登録者は、ほぼほぼ一般ユーザー確定なので、サクラからアタックメッセージを飛ばします。
本来は、法律で定められている身分証やクレジットカードによる年齢認証も、行いません。
そのようにシステムで分けられるようになっています。
不安なら広告コードを消してしまおう
登録したいけど、詐欺サイトか不安な場合は、この仕組みを逆手にとって、広告コードを消してしまいましょう。
先ほど紹介した
「http://●●●.com/?○○○○○」
の赤字部分を消して再読み込みをし、登録すれば、広告コード無し扱いになります。
一般サイトなら、広告コード無しは、Googleなどの検索から登録して来たユーザーという扱いになりますので、何も問題ありませんし、通常通り使えます。
逆に詐欺サイトなら、登録後半日~1日ぐらいで、勝手に強制退会させられています。(お金にならないユーザーはさっさと消す習性があるので。)
ただし、詐欺アプリは広告コードがなくても悪さをするので、この手を使えません。
以上、広告コードの仕組みや裏技でした。